新年あけましておめでとうございます。
新春を迎えて謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
昨年度はコロナ禍により加速しているDX化に向けた取り組み等、新時代の到来を肌で感じる『流動』の1年だった様に思います。未だに収まらない争いの中、地政学的にも大手企業が方向転換を実施し、資機材の高騰、空室率の問題など様々な課題が続くこの建設不動産業界ですが、ようやく先行きが見通せる様な状況となってきました。
2023年度問題に対しても観光業インバウンド政策を軸に、分散化傾向で国力を高めようとしている様に感じております。
私たちの強みは、日本全国に各支店があり、動員力が強い事、またひとりひとりが自主的意識と起業家精神を持ち合わせた協働チームであることです。今後も、皆さんのお力になれる様、社員一同尽力してまいります。

さて、2023年度は『癸卯(みずのと・う)』です。
十二支や十干は数や方角だけでなく、それぞれ独自の意味を持っています。例えば「癸」が持つのは第10位であり、物事の終わりと始まりを意味する他、「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味だと言われています。「卯」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味、また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。
この2つの組み合わせである癸卯には、【これまでの努力が花開き、実り始めること】といった縁起のよさを表しているといえそうです。
大切にしなければならない事と、新時代の開拓へ向けた勇気・・・。
ここには、誰もが子どもの頃に持っていた『素直』で『純粋』な『こころ』がなければ、未来を想い描いたモノを育んでいく事は出来ません。
私たちT.T.Cグループが掲げる理念
3つのTを大切に本年度も邁進してまいります。Thanks・To・Trace
皆さん、どうぞ本年度も宜しくお願い申し上げます。

T.T.C株式会社
代表取締役 社長
豊田 寛史