背景・動向

ドローン

近年、ドローンを使用した様々なビジネスが世界中で取り組まれています。「空の産業革命」と呼ばれ空撮や物流、農業、災害対応、建築の分野でも需要が高まっていて想像以上のスピードで市場規模が大きくなっています。
そして人々の生活に於いて物流をメインに今後ドローンの利便性が増し重要な役割りを果たす身近な物となる時代が2030年までに必ず来ます。(政府主体の成長戦略フォローアップ、5G普及による多様性、東京都市場規模の推計と予測のデータに基づく)社会実装に向けた実験検証の展開スピードの早さからまさに今が実現化の転換期と言えます。

現在、日本のドローン市場は、成長率が前年比150%に迫る勢いで、急速に加速しています。
潜在的な市場は、国内のみで年間1兆円以上との見方もあり、今後はより急速に拡大していくことが見込まれます。

サービス別市場規模

 

目的

そこでTTCでもドローンを使った業務を提案します。
右記のグラフを見てもわかるようにドローン市場は建築分野でも伸び率が顕著に現れています。
その建築分野では空撮による進捗状況の確認や赤外線カメラによる外壁調査、測量、各種検査等様々な作業をドローンで行う事により高所作業でのリスクの低減、作業時間の短縮、労働者不足の解消等のメリットがある為2015年頃よりゼネコン各社でもドローンを使った業務を取り入れ始めています。
TTCでの基盤である建築業のキャリア、実績経験とドローン作業を併せる事で業務の拡大を図ると共に各種作業のスマート化、コスト削減の一役を担う狙いがあります。

ドローン利用状況

 

戦略.展望

スタート戦略としてまずは建築分野、簡易的な空撮、ソーラーパネル点検を労務として行う事から始めスクール開校運営準備と同時進行します。
ドローンスクール運営に於いてはまずはミニマムスタートとして小規模ドローン教室から始める等いくつかの手法とアイデアを用いて実行します。外注としてキャリアのある講師を雇用する案等手法は多々あります。
T.T.Cの学校。年齢・性別・国籍・学歴・職歴・現職・容姿等を不問とし差別と偏見をせずにTTCismの仲間作りを通して卒業生をオペレーターとして育成し派遣するスタイルを確立する事を目指します。
ソーラーパネル関連の裏付けとしては下部グラフの2020年3月時点の東京都の戦略政策情報推進本部による市場分野別調査結果に基づき事業化~普及フェーズに於いてソーラーパネル点検の伸び率が頭ひとつ上昇している事と②のグラフを見ても点検業務自体の市場規模は突出しており2024年度には1473億円に達する予測データも出ている事からメインのひとつに取り組み固定化すれば安定した収益が見込めると思います。

しかしながら現時点で既に専門会社が続々と現れ参入業者が増えている側面もあり群雄割拠の時代へと突入する事にもなり競争の激化に伴う単価の値崩れ等の懸念がある為に信頼とオリジナリティを築き上げる等の課題もあります。
異業種への進出も視野に入れ農業での農薬散布や地方過疎地での買い物弱者への配達などの物流、イベントやプロモーションなどエンタメ分野での撮影と様々な業種でのドローンビジネスの需要の高まりに合わせてニーズに応えられるようにします。
また建築測量の面では空撮から3次元化したデータのニーズが高まっている事からBIMとの連携業務も予測されます。そしてBIMの効率化の為にドローンが必要になる場合もあり業務拡大の可能性は存分にあります。更にはIT推進関連業務や広報でも例えば本社の空撮や集合写真等様々な用途が見込まれます。
以上の様にドローンビジネスは無限の可能性を秘めています。20周年、30周年と新しいTTCの未来へと飛躍する為にも持続可能な事業として発展出来る様にしたいと思います。

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